本文へスキップ

   〒460-0002 名古屋市中区丸の内3-21-25

清風ビル2F(メールBOXのみ)

メッセージmassage

レースアナウンサー(MCワカ)&ワカ隊長として伝えたいこと
2015.08月撮影
はじめまして。
レースアナウンサーで、子育て支援基地隊長の若松泰恵(ワカ隊長)です。

あまり聞きなじみのない職業でしょうが、レースアナウンサーとはモータースポーツ現場(主にサーキット)で
車やオートバイのイベントMC、さらにレースの実況アナウンスを担当する者のことです。
結婚式やその他の式典司会・ナレーションなども担当しますが、私の専門は「モータースポーツ」です。
女性は少ない現場なのですが、周りの環境に恵まれ、仕事をいただき、キャリアは15年になります。
モータースポーツが好きで、その魅力を伝えたい!という気持ちだけでここまで突っ走ってきました。
そんな私も2015年、40歳という節目の年を迎え、自分の人生を振り返った時「好きなことばかりやって
過ごしてきた」という感想しかありませんでした。
やりたいことだけをやり、時には周りを巻き込んでわがまま放題。
楽しいことしかしてこなかったから、楽しい人生でしたが、それによって「家庭をもって、子育てをする」
という人生は過ごさないまま、「不惑」となりました。
後悔はしていませんが、もっと別の人生もあったのかも?と思うことは時々あります。
子どもを持つことは1人では出来ないし「ラストチャンスかも」と、30代半ばから婚活もしてみましたが
そんな折に「子宮けい癌」が発覚し、出産どころか自分の命さえ危うかった現実に直面しました。
半年間の治療(放射線・抗がん剤治療)を受け、大好きだった仕事も休み、徹底的に自分と向き合った結果、
やはり自分には「好きなことを仕事に」してきた人生しかないし、それこそが生きる糧であると実感しました。
おかげさまで治療も無事終わり、復帰直後は業務量も半分以下に減らしたので、経過は順調です。
病気のことは伏せて休業したのでご心配もかけましたが、今では病気をしたことも分からないくらい、日々
元気に暮らしています。

私には「こども」はいませんが、その分多くの自由な「時間」があります。

子育てと仕事を両立させている世の中の多くの女性たちは、子どもが病気の時にも対応出来るよう、比較的
時間の自由になるパートタイムを選んだり、子どもの手が離れるまでは「自分の時間」そっちのけな場面が
多々あります。
そんなお母さんのために、私の余っている時間をお渡しします。

司会業は週末がメイン。
平日の自由な時間は「保育士」として、困っているお母さんたちの手助けが出来るよう民間の託児所や
一時預かり事業をしてはどうだろう?と資格取得のための勉強と、実際の保育現場を知るために保育士派遣の
アルバイトを始めました。
そこで知ったのが、現役保育士の過酷な労働状況でした。
共働きで子どもを預けるニーズは高まっているのに、働く保育士の方々の処遇が改善されなかったり、
悪徳業者や資質のない保育士が横行して、大切なこどもたちを危険にさらしたり…

世の中の保育の現場は疲弊しています。

私はまだ保育士の資格を取得していませんが、民間の託児所に保育士補助としてパートタイムで(月に10日程)
働いています。ベビーシッターの依頼を受けることもあります。
市のファミリーサポート会員登録も行い、依頼を受ければ保育園・小学校への送迎も行っています。
資格がなくても、こどもたちと子育てを頑張る保護者の皆さんへのリスペクトの気持ちを忘れずにいれば、
感謝の気持ちを伝えられることはあっても「独身でこどももいないのに子育ての何が分かる」と後ろ指を
さされるようなこともありません。
たしかに、日々お子さんと向き合い育てているお父さんお母さんとは比べ物になりませんが、私にも
お手伝いできることはたくさんあるのです。
保護者の方や保育士の方のちょうど間に立って、どちらの立場でもない傍観者だからこそ気付く現場の問題点や
改善提案・世の中の保育現場の現状を知らない多くの方に情報発信が出来るのではないかと思っています。

私の得意な仕事は「伝えること」です。
お母さんも保育士さんも忙しくて「なんとかしてほしい」と思っていることを発信している時間すらないのかも
しれません。
だったら、私がやろうじゃないですか。
ワカ隊長として、出来ることがきっとある、と思うのです。

私は保育現場に出たことで、今後のビジョンや未来計画も変わりました。
一時預かりや民間の託児所を作るのではなく、今ある施設を有効利用し、保育現場の改善に尽力し、
親子のふれあいの時間を応援しよう、と。
みんなで助け合って、私のように時間が自由になる人に保育現場への関心を持ってもらったり、企業との連携に
より仕事をしながら子育てしやすい(こどもの病気で会社を休むことへの理解を増やす、など)環境の提案を
積極的にしていけばいいのではないのか?と。

私の考えることは決して理想論ではありません。
未来を担う子どもたちを、多くの人間が支えていかなければ、自分たちの明るい老後もないのです。

こどもは社会で育てよう。

「子育て支援基地アリエル」始動してます。
 若松 泰恵
                                        2015年11月11日拝